

かつて山形県は紅花の一大産地でした。この花は京都で真っ赤な紅となり、女性の唇を彩り、衣装を真紅に染め上げました。1982年には、山形県の県花に選定。近年は自然染料として見直されてきており、山形県内では昔ながらの製法で作られた紅もちやすり花が生産されています。
・山形県の県花でもある紅花。 江戸時代には「最上紅花」として京の都では「金」の価値があるものとして珍重されていました。
![]() |
紅花の染料を使う紅花染めは、気の遠くなるような作業工程を経て完成します。しかしその色合いはどこまでも深く優雅で、しっとりと美しい。
|
![]() |
◎紅花商人と雛人形 江戸時代、村山地方は全国有数の紅花産地として全国に知られていました。 集められた紅花は舟で最上川を下り、日本海を渡って、京・大阪へと運ばれ莫大な富を紅花商人にもたらしました。 そして、その戻り船によって、貴重な京・大阪の文化が山形に持ち込まれました。今も県内各地の旧家に残される雛人形もその中の一つで、県内にはそれらを巡る「雛街道」がたくさんあります。 |
![]()