月山紅麦切り
山形の伝承麺「麦切り」に、山形県の花「紅花」の花びらを練りこみました。
淡く紅が色づいた、見た目も味も優雅な麺です。「つるっ」とした食感と、華やかな彩りは、大切なお客様やお祝いの席でのもてなし麺にオススメ。
月山麦切りと一緒に合い盛りすれば「紅白麺」が楽しめます。みちのく・山形ならではの“彩り”をお楽しみ下さい。
月山麦切り
「麦切り」とは、山形に伝わる麺の名称で「細切りのうどん」を指します。
玉谷製麺所の「月山麦切り」は、国産小麦100%使用。麺職人による巧の技により、ツルツルした食感となめらかな食感が楽しめます。
料理研究家・岸朝子さんの「おいしい長寿のお取り寄せ」にも紹介された玉谷製麺所・人気No.1乾麺です。
ギフトにどうぞ
「月山紅麦切り」は淡く紅色がついた紅い麺。
「月山麦切り」は白色の麺ですので、季節の御挨拶お中元・お歳暮・お年始や快気祝い等の御進物にピッタリなギフトセットでございます。
「麦切りって何ですか?」
発売して以来20年余になりますが、今でもお客様から尋ねられます。
私どもでは、『うどん』とは区別して、「冷やしておいしい細切りのうどんです。」とお答えしています。
乾麺から造り始め、その後、生麺も加えて「月山麦切り」の商標で定着しています。
『麦切り』は、いつどこで生まれたのでしょうか?
庄内が故郷である私にとって、『麦切り』は慣れ親しんできた身近な言葉なので、由来など考えもしませんでした。
実父から、「昔は『いなにわ』と呼ばれた手延べのうどんを食べた。」と聞いたことがあります。
“手延べと区別した手打ち式のうどんを麦切りと言ったのでは”と推します。
庄内の鶴岡市周辺では、そば屋さんのメニューに『麦切り』が多く見られます。
やや太めでコシ強く、また口当たりもよいとてもおいしい手打ちのざるうどんです。
そばとの『合い盛り』は人気メニューの定番で、今では鶴岡の食文化として親しまれております。
鶴岡市近辺にあるそば屋のご主人によりますと、戦前から麦切りはあったそうで「手打ちそばのように、そばで造る包丁切りの『そば切り』に対して、小麦粉で造る手打ちの包丁切りだから麦切りです。」とのことです。
麦切りの由来については、そばと同様に奥が深く納得のできる答えを得ることはまだ出来ずにおります。
麦切り(乾麺)のしおりより 平成10年11月 玉谷かほる
玉谷製麺所ホームページ「たまや通信」より