おみやげ処「あがらっしゃい」
山形まるごと館紅の蔵は、旬産旬食をテーマとした山形の魅力ある食の提供、地域特産品の販売、伝統野菜をはじめとする安心・安全・新鮮な農産物の直売、イベントの開催、観光情報の提供など、お越しいただいた方々に山形ならではのおもてなしをいたします。
施設は、かつて紅花商人であった長谷川家の蔵屋敷。「山形の歴史、文化を活かした新たな魅力とにぎわいの創造」をコンセプトに、山形の地域資源の魅力の再認識と全国への発信、そして街なか観光の拠点整備と中心市街地の活性化に貢献いたします。
おみやげ処「あがらっしゃい」
手打ち生そばと平清水焼の蕎麦猪口セット
山形と言えば「そば」。そば王国として君臨している山形で、山形産のそば粉「でわかおり」を使用して、「ひきたて、打ちたて、ゆでたて」の三たてで、県産蕎麦を手打ち二八そばでご提供いたします。付属の御猪口は、山形市の伝統工芸「平清水焼」がセットになっています。
※こちらの商品は生でございますので、ご注文からお届けまでお時間がかかる場合がございます。予め御了承下さいますようお願い申し上げます。
おみやげ処「あがらっしゃい」
「あがらっしゃい」は山形の方言で、「どうぞお召し上がりください」「どうぞお入りください」といったおもてなしの心のこもった言葉です。
おみやげ処あがらっしゃいでは、地元の方はもちろん観光やお仕事で山形に来られたお客様に山形の美味しいものや、伝統工芸品などを広くご紹介しております。
季節毎に変わる漬物や、地酒、定番のお菓子などは、地元山形にこだわりつくした商品ばかりです。また築約100年の蔵は、天井の梁の太さや窓の障子戸など歴史の重みを感じると同時に紅花がもたらした栄華の片鱗をうかがわせる貴重な空間です。
千歳山と平清水焼
山形市にある、千歳山(ちとせやま)の南麓が平清水の里です。
文化年間(1804~1817)、常陸(ひたち)の国(現在の茨城県)から来た小野藤次平(おのとうじへい)が陶祖と言われています。しかし、それ以前から焼き物が作られていたとも伝えられています。
文政年間(1818~1829)、相馬藩の安倍覚左エ門(あべかくざえもん)がこの地を訪れて窯を開き、村内に相馬焼の手法が普及して窯業の一大集落へと発展しました。明治中期の最盛期には30軒を超えるまでに至りましたが時代の移り変わりとともにその規模は縮小し、今では3窯元のみが残っています。
平清水焼はそれぞれ窯元によって、使う釉薬も技法も異なります。
千歳山の原土は鉄分の多い硬い陶石で、陶器と磁器のそれぞれの成分となることから、両方の焼き物が作られてきました。